液晶テレビの場合、パネルの方式に2種類あるのをご存じですか?
2つの方式はIPSとVA。それぞれ特性があるため、購入する液晶テレビが
いずれの方式を採用しているのか、チェックする必要があります。
IPSとは「In-Plane-Switching(横電界)」の略。
IPSは斜めから見ても色やコントラストの変化は少ないので、
リビングなどでいろいろな角度から視聴できるのがメリットです。
ただ、やや暗めの落ち着いた映像になります。
一方のVAは、「Vertical Alignment=垂直配向」の略。
VAでは、コントラストのある明るい映像を楽しむことができます。
しかし、斜めから見たときにわずかだが色やコントラストが変化します。
IPS方式を採用している主なメーカーは日立、松下、東芝。
一方のVA方式を採用しているのは、シャープ、ソニーなど。
店頭で確認するとわかりますが、VA方式のほうが見映えのする
くっきりとした映像です。一方のIPSは、
落ち着いた階調の、
ディテールにこだわった映像を楽しめます。
それぞれの特徴を理解した上で、自分の使い方にぴったりの
液晶テレビを選ぶ必要があります。
【参考記事】
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BCNランキング:どう違う? 液晶テレビの「VA」と「IPS」、その特徴と選択のポイント