[03]店員を確認する
購入者の立場からみてうれしい店員をチェック
大手家電販売店まで足を運んだら、店員と交渉を行う必要が
あります。

購入者の立場からみて、うれしい店員の条件として
1.商品に関する知識が豊富
2.価格決定権をもっている
3.特定の製品を勧めることなく、購入者に選択権を与える
を挙げることができます。

つまり、家電店でこうした条件を満たす店員に
接触するのが重要となります。

では、購入する機種が決まっている場合
決まっていない場合の2つのケースで、こうした店員
に接触する秘訣を示します。
購入する機種が決まっている場合
購入する機種が決まっている場合、そのメーカーから
派遣されている 店員を探します。探し方は、簡単。
店員は皆、身分証明書を首から下げています。
これを見れば、その店員が、販売店の人なのか、
メーカーから派遣されているのかが一目瞭然です。

つまり、東芝から派遣されている店員なら、「東芝」とかかれた
カードを首からぶら下げています。

したがって、たとえば東芝の液晶TVを購入するつもりである場合、
東芝から派遣された店員をつかまえれば、商品知識は豊富だし、
価格の引き下げにも柔軟に対応できるはずです。

実際、私が東芝液晶TV(REGZA 37V)を購入したとき
(「購入体験記」を参照)も、東芝の店員を つかまえて、
その製品で疑問に思ったことをぶつけました。

そうすると、その店員は即座に詳しい説明をしてくれたばかりか、
その場ではわからなかったこともすぐに会社に連絡して、疑問を
解消してくれました。

また価格についても、他店の格安情報をぶつけると、
同じく東芝から派遣されている上司に相談して、
その場でそれよりもいい条件を出してくれました。

購入する機種が決まっている場合は、そのメーカーから
派遣されている店員を探し出すのが鉄則です。
購入する機種が決まっていない場合
この場合、メーカーから派遣された店員に問い合わせると、
そのメーカーの機種をおすすめされてしまいます。
当然といえば当然ですが、それでは最初から選択肢を
狭めてしまいます。
そんなときは、身分証明書を確認して、メーカー名が
入っていない店員を探しましょう。

また、なるべくなら、フロア担当者などの腕章をしている人を
探した方がいいでしょう。価格決定を持っているため、
低価格にも柔軟に対応してもらえる可能性が高くなります。



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