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液晶テレビの特徴
液晶テレビしくみ
液晶パネルの背後に、バックライトと呼ばれる白色蛍光管が配置されており、
その光が液晶パネルを通過することにより、映像が表示されます。
バックライトは常に光っており、光の量は、液晶パネル内の
液晶分子の傾きにより調整されます。

色は、液晶パネルの前面にあるカラーフィルターを通過することで、
表現されます。
液晶テレビの特徴
・明るく、くっきりとした映像
・映り込みがほとんど発生しないため、明るい環境にも設置可能
・小さいサイズから大きいサイズまで、バリエーションが豊富
映像は明るく、くっきりとしており、明るい環境で視聴しても、
映像の暗さが気になることはありません。

また、映り込みがほとんど発生しないというのも大きなメリットですね。
リビングに置くと、角度によっては映り込みが発生するケースが多いため、
その場合、設置場所に困ることになります。
プラズマだと、その構造上、 前面にガラスを配置する必要があるため、
映像の見栄えはいいのですが、どうしても映り込みが発生してしまいます。
液晶テレビのデメリット
・黒の再現力が足りない場合がある(黒浮きの問題)
・スポーツなど、動きの激しい映像で残像が気になることがある
常にバックライトが光っているため、黒を表現するときにどうしても
問題が発生してしまいます。つまり、 映像の黒い部分が厳密な黒色ではなく、
濃いグレーのような表現になってしまいます。

明るい環境で見る場合にはそれほど気にならないのですが、
暗い環境で映画などを見ると、すぐにわかってしまいます。
したがって主に映画を楽しみたいときには、
引き締まった黒を表現できるプラズマのほうがいいかもしれません。

また、液晶で最も大きな問題となるのが残像感が残ってしまうということです。
残像感とは、動きの速い場面で映像がぶれた感じになってしまうこと。
サッカーなどを見ているときには、すごく気になります。
また、映像がぶれると目が焦点を合わせようとするため、
目に負担がかかることになります。

残像感を解消しようと、液晶テレビを開発しているメーカーは
さまざまな取り組みを行っており、最近では「倍速駆動」機能を
搭載した液晶テレビが登場しています。

「倍速駆動」とは、通常は秒60コマの映像の間に新しいコマを挿入し、
秒120コマの映像を表示することで、より滑らかな映像を実現します。
残像感低減を求める方は、「倍速駆動」機能を搭載した液晶テレビがおすすめです。

また液晶テレビの場合、視野角の問題があります。
視野角は、斜め方向からどのくらいの範囲で映像を
視聴できるかを示しています。
視野角が狭いと、斜め方向からは映像を視聴できなくなります。
ただし、最近では視野角の問題も改善されており、
ほとんど気にする必要はなくなっています。
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